のぼりに惹かれて入ってしまうコンビニ

コートに身を包んでいても、その下はフォーマルなスーツ姿で、タイトスカートにパンストを履いている私は、足元は地肌に近いもので、本当に寒いの一言に尽きてしまうものです。上半身はマフラーを巻いていて、手先には手袋をはめていても、もちろん顔までをカバーすることはできず、やはり寒いのに変わりはありません。私は今、会社勤めをしているため、こういったオフィスコーディネートで毎日通勤をしているのですが、今という冬シーズンは、このコーディネートにはことごとく悩まされてしまうものです。スーツの下に着込みたい気持ちはあるものの、いざオフィス内で働こうとすると、そこではきちんと暖房がかかっていて温度調節がなされているため、下手に着込むと汗ばんでしまい、逆にまた寒い思いをしてしまいます。

そんな私は、日常的にこの寒さに耐えながら通勤をしているのですが、そんな私に対して、ある誘惑がやってくるのです。それは、コンビニに立てられているのぼりです。この冬シーズンになると、コンビニには温かいフードが充実してくるもので、それには中華まんやおでんといった、心までもが温まるラインナップです。そんな温かいフードを大いに宣伝する役割というのが、こののぼりにありました。私の勤めている会社からの帰り道、会社から駅まで、そして、降りた駅から自宅までと、4つものコンビニの前を通るのですが、そこには決まって、中華まんやおでんと書かれたのぼりが立てられていて、私はいつもその言葉に惹かれてしまいます。決して「中華まんを食べて」や「おでんを食べて」というような、食べることを強要しているのではなく、ただその単語が書かれているだけにも関わらず、そののぼりを見ると、つい食べたくなってしまい、というよりも、これを食べることによって温まりたいという気持ちになり、コンビニに足を踏み入れてしまいます。もちろんそこで購入するのは、ほかほかの中華まんか、熱々のおでんです。

それを購入すると、その温かい間に食べなければならないと、中華まんであれば歩きながら、おでんであればコンビニの前で、さっそくいただいてしまいます。見た目からしてだらしのない行動であることはわかっているものの、寒さにはどうしても勝つことができません。会社からの帰宅途中、4つものコンビニののぼりに誘惑されてしまう私は、これに負けても仕方ないと思っています。のぼりの効果は絶大だと思います。

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